高身長の国は動物性タンパク質を多く摂取している

HEALTH

動物性タンパク質の摂取量と身長には相関関係があるということが、海外の研究者が行った調査によって明らかになっているそうです。

それらの論文を身長先生(整形外科医の田邊雄先生)が分かりやすく紹介していらっしゃって、とても参考になったので興味のある方は読んでみてください。

身長を伸ばすにはタンパク質が必要不可欠?論文を用いて解説!

東京神田整形外科クリニック 身長先生の身長ブログ

簡単にまとめると、

・身長の高いヨーロッパと身長の低い熱帯アジアの国々を比較すると、1日に摂取しているタンパク質の量は倍ほどの差があり、また、タンパク質の摂取量と身長の高さには相関関係がみられることから、タンパク質は身長を伸ばすのに非常に重要であると結論づけられる。

・タンパク質の中でも動物性タンパク質を中心とする高品質タンパク質が大事である。

・小麦タンパク質を1とした時、動物性タンパク質(高タンパク質)量が2となるバランスでメニューを考えるとよい。

・動物性タンパク質を摂取するうえで、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品はとても有効な食品であるが、乳糖に耐性がない人(牛乳を飲むとお腹を壊すような人)にとっては注意が必要である。

身長先生の治療は受けていませんが、先生のブログやYoutubeは勉強になるものが多く、自分でもできそうなことを取り入れるようにしています。

正直、今から動物性タンパク質を多く摂取したところで、身長に影響するかどうか分かりませんが、自分でやれることなので、毎日の食事に積極的に動物性タンパク質を取り入れることにしました。

そこで、まずは、1日に摂取したい目標量などについて調べてみました。

タンパク質の摂取目標量

日本人が健康維持・増進のために必要な1日当たりのタンパク質の摂取量は厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)厚生労働省」に示されていて、 身体活動レベルⅡ(普通)の場合、10歳の男の子なら72ℊ~110ℊ、女の子なら68ℊ~105ℊだそうです。

◆年齢別たんぱく質の摂取目標量(g/日)

▲身体活動レベル(Ⅱ)のたんぱく質の目標量(g/日 ※動物性タンパク質、植物性タンパク質の合計値)(1~17歳、非妊婦、非授乳婦)

出典:日本人の食事摂取基準(2020年版)(厚生労働省)


毎日の食事で目標量を達成できているかと言うと、ざっくり計算した感じだと難しそう。実際に多くの人が足りていないとのこと。効率よく動物性タンパク質を摂取できる食べ物を何かしら取り入れて、目標達成できるようにしないといけません。

 動物性タンパク質の含有量

動物性タンパク質を豊富に含み、かつ手に入れやすく食べやすい食品をまとめてみました。( )内がその食品に含まれるたんぱく質の量です。(文部科学省 食品成分データベース参照)※商品によって含有量に違いがあるため、あくまで参考数値です。

肉類

鳥ささみ1枚40g(9.5g)、鶏もも皮なし1枚250g(47.5g)豚ロース1枚200g(45.4g)、豚モモ1枚200g(44.2g)、牛モモ1枚200g(38.6g)、ベーコン薄切り2枚40g(5.2g)、ソーセージ1本20g(2.6g)

魚介類

鮭一切80g(17.8g)、いわし一尾80g(17g)、さんま一尾15g(17.7g)、いか一杯100g(13.4g)、さば水煮缶1缶200g(41.8g)、まぐろ赤身50g(10.8g)、するめ100g(69.2g)

卵類

卵Mサイズ生1個50g(6g)、うずらの卵1個・生(1.3g)

乳製品(100gあたりの含有量)

パルメザンチーズ(44.0g)、脱脂粉乳(34.0g)、プロセスチーズ(22.7g)、カマンベールチーズ(19.1g)、クリームチーズ(8.2g)、ヨーグルト(4.3g)、牛乳(3.3g)


好き嫌いやアレルギーの有無で、取り入れやすいものを選んで、タンパク質不足を解消したいですね。

タンパク質を強化した食品も上手に活用

肉や魚、卵、牛乳、乳製品をこれまで以上に食べられるように献立を考えるようになりました。

ですがカロリーのことも気にしないといけないので、効率的に摂取するには高タンパクをうたった食品をも取り入れています

高タンパク質ヨーグルト

oicosやパルテノなどのギリシャヨーグルト、SAVASの物を買うようにしました。近所のスーパーで見た中ではSAVASのヨーグルトがタンパク質量が一番多かったです。

Amazonだとスーパーとほぼ同じ値段でまとめ買いできるのでおすすめ。

ホエイプロテイン

スポーツをしている子ならプロテインは既に取り入れているかもしれません。

子供向けのジュニアプロテインもたくさん販売されていますが、身長への効果を期待するなら、ホエイプロテインです。ちなみに、以前ソイプロテインを飲ませたことがありますが、モサモサすると言って嫌がっていました。

通販だと種類も豊富ですが、ドラッグストアでもよく見かけるSAVASのジュニアプロテインなら手軽で買いやすいので、お試しに小さいサイズを購入。

マスカット味のこちらは水に溶かしてもダマにならず、ジュースのようだと嫌がらずに飲みました。溶け残ることもなかったです。あっさりしたものが好みなら、ココア味よりこちらがおすすめ。

食事はバランスよく

過ぎたるは猶及ばざるが如し

栄養バランスが大事なので、何かを極端に食べ過ぎるのは良くないですし、プロテイン飲料には砂糖や人口甘味料が含まれていることも多いので、取り過ぎは禁物。

子供も大人もバランスのよい食事を心がけたいと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました